和歌山県・南紀白浜には3館の湯快リゾートプレミアムがあります。
そのため、「3館の違いって何だろう?どの湯快リゾートプレミアムを選んだら良いのだろう?」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は各湯快リゾートプレミアムに複数回宿泊している私が白浜の湯快リゾートプレミアムを徹底比較してみたいと思います。
タイプ別(子育て世代、若いカップル、熟年世代 etc.)のおすすめホテルもご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
タイプ別おすすめ!

これから3館の食事(バイキング料理)、温泉(大浴場)、館内施設・サービス、客室を徹底比較していきます!
まず始めに独断と偏見で選んだタイプ別のおすすめをご紹介しますね!
- 小学校までの小さなお子さんがいるご家族 ➡ 白浜彩朝楽、ホテル千畳
- お子様向けサービスが充実 ➡ 白浜彩朝楽、ホテル千畳
- 若いカップル ➡ ホテル千畳
- 子育てを終えた熟年世代 ➡ 白浜御苑
- お酒が好きな方 ➡ 白浜御苑
- 南国リゾートの雰囲気を味わいたい方 ➡ ホテル千畳
- 温泉重視派の方 ➡ ホテル千畳
バイキング料理を比較!
まずは、バイキング料理から比較していきたいと思います。
2023年7月以前は3館とも異なったコンセプトを打ち出し、食事メニューの差別化が図られていました。
しかし、2023年7月以降はコンセプトも食事メニューも同じ、または似通ってきました。
白浜彩朝楽

白浜彩朝楽の夕食バイキングのコンセプトは「ご当地プレミアムバイキング」です。
ご当地食材を使った料理や自家製ローストビーフ、温泉せいろ蒸しなどがいただけます。

目玉メニューの1つ「自家製ローストビーフ」です。
以前、白浜彩朝楽では地元ブランド和牛・熊野牛のローストビーフが提供されていました。
ゆかいタローさすがに熊野牛ローストビーフには劣りますが、まずまず美味しくいただけます。


もう1つの目玉メニュー「温泉せいろ蒸し」です。


温泉せいろ蒸しは9種類の具材の中からお好みの具材をせいろに入れて卓上コンロで蒸していただきます。



「とびきり美味しい!」とは思いませんでしたが、まずまず美味しくいただけます。




うなぎの蒲焼です。
中国産うなぎと思われますが、肉厚のうなぎが好きなだけいただけます。



けっこう美味しいです!


寿司はご当地食材を使った生マグロ握り、紀州梅まだい握りなどがいただけます。


刺身も4~5品提供されています。


食後のスイーツも充実していますよ!


レストラン内にはベビーフード(離乳食)コーナーも設置されています。
キューピーベビーフードの3品用意されています(2024年2月現在)。
●たっぷり野菜のミネストローネ風(レバー・牛肉入り)12ヶ月ごろから
●野菜とまぐろの五目ごはん 12ヶ月ごろから
●肉じゃが 12ヶ月ごろから


白浜彩朝楽では南紀白浜の湯快リゾートプレミアムの中で唯一レストラン内にキッズスペースが設置されています。
キッズスペース近くのテーブル席で食事すれば、お子さんを遊ばせながらゆっくり食事を楽しむこともできます。
なお、2024年3月1日からは「春味バイキング」がスタートし、提供メニューが大幅リニューアルされるそうです。
ホテル千畳


ホテル千畳は「焼肉・寿司バイキング」がコンセプトです。
2023年7月以前は海鮮焼き(海鮮バーベキュー)を“売り”にしたバイキングを提供していました。






バイキング会場の一角に焼肉コーナーが設置されています。






焼肉は各テーブル席に設置された卓上コンロでジュージュー焼いていただきます。
卓上コンロは岩谷産業の「やきまるⅡ」。煙を抑える構造で火力も十分です。
肝心の焼肉の味ですが、焼肉きんぐなどの人気焼肉店には「遠く及ばない」というのが実感です。
2023年7月以前に白浜御苑で提供されていた焼肉メニューにも及ばない印象です。
いろいろ創意工夫を凝らした焼肉メニューを提供してくれてはいるのですが、質をもう少し上げて欲しいです。


寿司メニューは白浜彩朝楽、白浜御苑で提供されている寿司メニューと大差ない印象です。
焼肉、寿司メニュー以外のメニューも手薄な印象です。


食後のスイーツは白浜彩朝楽、白浜御苑と同様に充実しています。
実は2024年7月からホテル千畳の夕食バイキングのコンセプトも「ご当地プレミアムバイキング」に変わる予定です。
白浜御苑


白浜御苑の夕食バイキングのコンセプトは「ご当地プレミアムバイキング」です。
ご当地食材を使った料理や自家製ローストビーフ、温泉せいろ蒸しなどが楽しめます。
コンセプトは白浜彩朝楽と同じ。提供メニューもほぼ同じ(8~9割が同じメニュー)です(2024年2月現在)。


目玉メニューの「自家製ローストビーフ」です。
白浜彩朝楽で提供されている自家製ローストビーフと全く同じものだそうです。
牛肉はアメリカ産だと思われます。



合格点レベルだけど、もう一段高みを目指してほしいと思います。


もう1つの目玉メニュー・温泉せいろ蒸しです。


温泉せいろ蒸しは9種類の具材の中からお好みの具材をせいろに入れて卓上コンロで蒸していただきます。


9種類の具材は白浜彩朝楽とほぼ同じ(サザエがホタテ貝になっていた程度)。



「とびきり美味しい!」わけではないですが、まずまず美味しくいただけます。
なお、ベビーフードも3種類用意されています。


2024年3月1日からは「春味バイキング」がスタートし、提供メニューが大幅リニューアルされるそうです。
3館の食事(バイキング料理)を勝手にランキング
独断と偏見で3館の食事(バイキング料理)をランキングしてみました。
1位・・・・・白浜彩朝楽
2位・・・・・白浜御苑
3位・・・・・ホテル千畳
大浴場(温泉)を比較!


続きまして、3館の大浴場(温泉)を比較していきます!
白浜彩朝楽


白浜彩朝楽は、3館の中で唯一14時から入浴可能です(他の2館は15時から入浴可能)。
温泉(泉質)は、ナトリウム-炭酸水素塩-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)です。
湧出時の温度が61.5℃と高いため、加水して適温(40~40℃)に保たれています。
給湯方式は循環ろ過式・併用となっており、源泉かけ流しではありません。
白浜温泉内の他の旅館(白良荘グランドホテル、浜千鳥の湯 海舟 etc.)に比べると、泉質は劣ります(個人の感想です)。



温泉(泉質)は“平凡”です。
大浴場は「朝の湯」と「彩の湯」の2ヶ所あり、時間帯によって男女が入れ替わります。
「朝の湯」「彩の湯」とも眺望はありません(露天風呂で庭が眺められるのみ)。
上の写真は、「朝の湯」の内湯です。とても広々とした浴槽です。
床が畳敷きになっており、転倒した場合でもケガをしにくくなっています。
「朝の湯」は、内湯以外に露天風呂、サウナ、水風呂が設けられています。
上の写真は、「彩の湯」の露天風呂です。
「彩の湯」は、露天風呂以外に内湯が2つ(うち1つが檜風呂)、サウナ、水風呂が設けられています。
「彩の湯」の内湯も床が畳敷きになっています。
白浜彩朝楽の温泉(泉質)は平凡ですが、大浴場が広々しているので、爽快な湯あみが楽しめるでしょう。
ホテル千畳


ホテル千畳の大浴場・温泉は白浜彩朝楽、白浜御苑を圧倒しています!
温泉(泉質)・景観ともに他の2館の追随を許しません。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]温泉(泉質)で選ぶなら、だんぜんホテル千畳です![/char]
ホテル千畳の温泉は、ホテルの敷地内から湧出している自家源泉で、湯量がとても豊富なんです。
ですから、温泉がかけ流しで浴槽に注がれています。
湯口に近づくと、ぷ~んと硫黄の臭いがします。
温泉には鉄分も含まれていて、ホテル千畳に連泊した時はタオルが茶色に変色したことがありました。
そして、湯の花も浴槽に浮かんでいるんです。
ホテル千畳の温泉(泉質)は、ナトリウム-塩化物泉(等張性中性高温泉)です。
温泉湧出(掘削 動力揚湯)時の温度は52.4℃で、外気に応じて加水されています(泉温が高すぎる場合は水を加えて泉温を下げている)。加温はなし。
景観も抜群です。
浴槽から太平洋を臨む(オーシャンビュー)ことができ、夕暮れには水平線に沈む夕日を眺めることができます。
上の写真は、大浴場(千寿の湯)のインフィニティ露天風呂から見える景色です。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]太平洋の大海原が見渡せて最高です![/char]
ホテル千畳では、大浴場(千寿の湯)以外に露天風呂(黒潮の湯)があることも魅力です。
露天風呂(黒潮の湯)は、ホテルの建物外にあり、行き来するのが面倒というデメリットがあります。
ですが、大浴場(千寿の湯)以上にダイナミックな景観を楽しむことができます。
露天風呂(黒潮の湯)です。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]どうですか、この解放感![/char]
白浜御苑


白浜御苑の温泉(泉質)は、ナトリウム-塩化物温泉(高張性中性高温泉)です。
温泉は自家源泉ではなく、垣谷第二号・三号混合泉という温泉が使用されています。
垣谷第二号・三号混合泉は、公衆浴場の綱の湯(現在は閉館)でも使用されていた温泉です。
温泉湧出時の温度は56.4℃で、外気に応じて加水したり加温したりして一定の温度に保たれています。
そして、衛生管理のために塩素系薬剤による消毒が行われています。
給湯方式(温泉が浴槽に注がれる方式)は、かけ流しと循環ろ過式の併用です。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]ほのかに潮の香りがする温泉です。[/char]
大浴場は、「紅梅の湯」と「白梅の湯」の2ヶ所があり、時間帯によって男女が入れ替わります。
上の写真は、「紅梅の湯」の内湯です。
白浜彩朝楽の大浴場と同様に床が畳敷きになっています。
内湯の他に洞窟風呂のような露天風呂、サウナ、水風呂があります。
「白梅の湯」に比べて、ややコンパクトな大浴場です。
眺望はありません。
「白梅の湯」です。
「白梅の湯」は、内風呂と露天風呂が1つずつあります(サウナと水風呂も1つずつあり)。
内風呂・露天風呂ともに紅梅の湯に比べ、大きくて立派な印象があります。
「紅梅の湯」と同様に浴室の床が畳になっているので、万一転倒してしまってもケガの心配は低いです。
「白梅の湯」の露天風呂です。
辺り一帯が竹林に覆われており、癒しを感じられる空間です。
3館の大浴場(温泉)を勝手にランキング
独断と偏見で3館の大浴場(温泉)をランキングしてみました。
1位・・・・・ホテル千畳
2位・・・・・白浜彩朝楽
3位・・・・・白浜御苑
※ あくまでわたし個人がつけたランキングです。白浜彩朝楽と白浜御苑は大差ありません。
施設・サービスを比較!
ここからは3館の主な施設・サービスを比較していきます!
白浜彩朝楽


キッズパーク


1階ロビーにキッズパーク(無料)が設置されています。
カラオケコーナー


1階に全8室のカラオケルームがあります。19時までは無料で利用できます。
パターゴルフ


2階の屋外に本格的なパターゴルフ場(無料)が設置されています(全18ホール)。
海を見渡しながらプレーできます。
屋外プール(夏季限定)


夏季限定ではありますが、屋外プール(無料)があります。
水深が浅く(80cm程度)、完全にお子さん向けです。
期間中は監視員が常駐しているので、安心して遊ぶことができます。
その他の施設・サービス
●ボルダリング
●サウナ
●エステ
●まんがコーナー
●卓球コーナー
●レンタルサイクル
●マッサージチェア
●囲碁、将棋、麻雀
●売店
●授乳室
●ランドリーコーナー
●インターネットコーナー
●Wi-Fi(館内全て)
ホテル千畳


天然温泉プール




ホテル千畳の“売り”の1つ。1年中無料で利用できます(悪天候の場合、使用中止)。
水深が浅く(80cm程度)、お子さん向けのプールです。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]温水(温泉)プールなので、真冬でも入っている人を見かけます。[/char]
夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。
[営業時間] 9:00~21:00
キッズパーク


2階(フロントのあるフロア)ロビー奥に設置されています(無料)。
奥の壁にはボルダリングコーナーも設けられています。
[営業時間] 7:00~24:00
カラオケコーナー


1階に全10室のカラオケルームがあります。19時までは無料で利用できます。
ウッドデッキ


2階ロビーの外に設置されています(足湯も併設)。
こちらのウッドデッキから天然温泉プール、太平洋の大海原を見渡すことができます。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]個人的にお気に入りの場所です。食後のコーヒーを飲んだり、海をぼんやり眺めたりできます。[/char]
その他の施設・サービス
●パターゴルフ(3ホール)
●エステ
●まんがコーナー
●卓球コーナー
●レンタルサイクル
●マッサージチェア
●囲碁、将棋、麻雀
●売店
●ランドリーコーナー
●インターネットコーナー
●Wi-Fi(館内全て)
白浜御苑


リラクゼーション施設
2階の大浴場があるフロアにリラクゼーション施設(すべて無料)が集積しています。そのいくつかをご紹介します。


岩盤浴です。
岩盤浴着、岩盤浴タオル、クーリングルーム(クールダウンするための部屋)も用意されています。


マッサージ機コーナーです。


ヨギボーです。
2階フロアに8個程度置かれています。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]ヨギボーに横たわり、スマホをいじったり、マンガを読んでいる人をよく見かけます。[/char]


セラミック足湯です。
セラミックボールが敷き詰められています。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]セラミックボールに足を沈めると、足がじんわり温かくなってきます。[/char]


足つぼコーナーです。


お茶カフェです。
緑茶、玄米茶、ほうじ茶、おいしい水(温・冷)が無料でいただけます(お茶カフェ内にサーバーが設置されています)。
温泉や岩盤浴で乾いた喉を潤してくれます。
カラオケコーナー


1階に全9室のカラオケルームがあります。19時までは無料で利用できます。
その他の施設・サービス
●エステ
●まんがコーナー
●卓球コーナー
●レンタルサイクル
●囲碁、将棋、麻雀
●売店
●ランドリーコーナー
●インターネットコーナー
●Wi-Fi(館内全て)
客室を比較!
ここからはわたしが実際に宿泊した3館の客室をご紹介していきます。
基本的にはスタンダード客室ですが、中にはランクアップルームも含まれています。
3館とも海に面した(オーシャンビューの)立地です。
ですが、スタンダード客室は基本的に「眺望なし」または「海と反対側」の客室です。
オーシャンビューの客室をご希望なら、ランクアップルームを予約しましょう!
白浜彩朝楽


本館3207号室(2階)




[char no=”1″ char=”湯快タロー”]リノベーションされている印象でした。[/char]
本館720号室(7階)




本館最上階(7階)の山側(海と反対側)の客室です。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]ホテル古賀の井時代のまま(リノベーションなし)の印象でした。多少古さを感じましたが、清掃が行き届いていて清潔でした。[/char]
別館3113号室(別館1階)




別館はホテル古賀の井時代からあったのか、湯快リゾートになってから建てられたのか分かりません。
1階ではありますが、地下のような雰囲気でした。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]新築またはリノベーションされている印象で、快適した。[/char]
本館213号室(本館2階)




[char no=”1″ char=”湯快タロー”]完全なハズレ部屋。窓の外はパターゴルフ場です(泣)。[/char]
ホテル千畳


377号室(ランクアップ和洋室)




[char no=”1″ char=”湯快タロー”]オーシャンビューで最高でした!湯快リゾートになる以前のホテル千畳時代から全く手が加えられていない(リノベーションしていない)印象でした。[/char]
267号室(2階)




海と反対側のスタンダード客室です。
窓の外にはラーメン屋が見えます(笑)。
湯快リゾートから湯快リゾートプレミアムに変わるタイミングで完全リノベーションされた客室と思われます。
スタンダード客室(洋室)


客室番号を控えておりませんでした。
眺望なしのスタンダード客室です。
スタンダード客室(和室)




海と反対側のスタンダード客室(和室)です。客室番号は分かりません。
273号室(2階)


海と反対側のスタンダード客室(和室)です。
スタンダード和洋室




海と反対側のスタンダード客室(和洋室)です。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]オーシャンビューではありませんが、スタンダード客室の中では“当たり部屋”と言えます。[/char]
白浜御苑


本館531号室(ランクアップ和洋室)






↓↓↓ 531号室(ランクアップ和洋室)の動画をご覧ください! ↓↓↓
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]オーシャンビューなうえにキレイ・清潔で最高でした![/char]
本館206号室(本館2階)








低層階(2階)ではありますが、オーシャンビューの客室です。
ランクアップルームと思われます。
と言いますのも、別館を予約していたにも関わらず、「本館に空きがある」とのことで特別に本館に部屋を用意してくれたのです。
綺麗にリノベーションされていて、快適でした。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]早期チェックインに対応してくれたり、予約より良い部屋を用意してくれたり、ホント湯快リゾートさんに感謝です![/char]
別館・洋室シングルルーム


山側(海と反対側)の客室です。
ビジネスホテルのような雰囲気です。




窓からの眺望です。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]客室・眺望ともかなり残念な感じですが、スタンダードルーム(追加料金なしの部屋)なので、仕方ありません。[/char]
別館・洋室ツインルーム




眺望はありませんが(窓の外は本館の壁)、客室は綺麗にリノベーションされていました。
[char no=”1″ char=”湯快タロー”]わたしは滞在時間のほとんどを大浴場または館内の娯楽施設で過ごすので、不満はありませんでした。[/char]




















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