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南紀勝浦温泉・ホテル浦島への宿泊をお考えの方の中には温泉が気になっている方も多いでしょう。
そこで今回はホテル浦島に20回以上宿泊しているわたしがホテル浦島の温泉を徹底紹介します!
ホテル浦島には6カ所の温泉あり!

ホテル浦島には6カ所の温泉(大浴場)があります。
内訳は以下の通りです。
※ ホテル浦島は本館、なぎさ館、日昇館、山上館の4館からなるホテルです。
本館 | 忘帰洞(ぼうきどう) 滝の湯 ハマユウの湯 |
日昇館 | 玄武洞(げんぶどう) 磯の湯 |
山上館 | 遙峰(ようほう)の湯 |
遙峰(ようほう)の湯は山上館に宿泊した方のみが入浴できる温泉(大浴場)で、その他の温泉(大浴場)は全宿泊客が入浴できます。
温泉(大浴場)に入浴できる時間

それぞれの温泉(大浴場)は入浴できる時間が異なっています。入浴できる時間はチェックイン時に渡される館内マップ裏(温泉巡り記念スタンプ)に記載されています。
ですから、館内マップをもらうのを忘れないようにしましょう。
ホテル浦島の館内は広いです。1つ1つの温泉(大浴場)への移動距離が長いので無駄足を踏む(目当ての温泉に行ったが営業時間外だった)と時間と体力をロスしてしまいます。
忘帰洞 | 午前:5:00~10:00 午後:13:00~23:00 |
玄武洞 | 午前:5:00~12:00 午後:16:00~23:00 |
滝の湯 | 午前:6:00~12:00 午後:15:00~24:00 |
ハマユウの湯 | 午前:6:00~12:00 午後:15:00~24:00 |
磯の湯 | 午前:6:00~9:00 午後:12:00~24:00 |
遙峰の湯 | 午前:6:00~10:00 午後:14:00~24:00 |
※ 2025年2月現在
では、各温泉を詳しくご紹介していきます!
忘帰洞

「忘帰洞(ぼうきどう)」の名前は紀州藩主の徳川頼倫(よりみち)公が「帰るのを忘れさせるほど」と称賛したことに由来しています。
「忘帰洞」は手前と奥の2つの浴場があり、午前と午後で男女が入れ替わります。

午前(5:00~10:00)は手前が女湯、奥が男湯です。

午後(13:00~23:00)は手前が男湯、奥が女湯です。

たまに男湯と女湯が入れ替わったことに気付かずに入ってくる方がいます。冷たい視線を浴びますので気を付けましょう(笑)。
忘帰洞(手前)
忘帰洞(手前)は縦長の構造で4つの浴槽があります。
それぞれの浴槽はぬるめ、あつめ、中間と微妙に温度が異なっています。
忘帰洞(奥)
忘帰洞(奥)は縦にも横にも長い構造で5つの浴槽があります。
それぞれの浴槽はぬるめ、あつめ、中間と微妙に温度が異なっています。

ダイナミックな波音(押し寄せる波が岩や忘帰洞の壁に当たって弾ける音)をBGMに爽快な湯あみを楽しめます!
忘帰洞の温泉について

●源泉名・・・・・ホテル浦島 温泉集中タンク(岩窟湯、扇湯、赤島1号泉、赤島2号泉、浦島湯、鯨湯)
●泉質・・・・・含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性-中性-高温泉)
●湧出地・・・・・和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦1165の2
●泉温・・・・・51.5℃(調査時における気温 26.5℃)
●湧出量・・・・・毎分574リットル(動力揚湯)
●知覚的試験・・・・・蛋白白濁、弱硫化水素臭、微弱塩味
●pH値・・・・・7.3

忘帰洞の温泉は6源泉(岩窟湯、扇湯、赤島1号泉、赤島2号泉、浦島湯、鯨湯)の混合泉です。
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症
皮膚又は粘膜の過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症。
浴用の適応症
●一般的適応症
筋肉又は関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧症、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症。
滝の湯(本館)

本館フロントの近くにあります。
温泉は忘帰洞と同じ6源泉(岩窟湯、扇湯、赤島1号泉、赤島2号泉、浦島湯、鯨湯)の混合泉です。
浴槽が3つあり、一番大きな浴槽が温度が高くなっています。
ハマユウの湯(本館)
忘帰洞に向かう途中にある小さな浴場です。浴槽が1つだけのシンプルな内湯です。
温泉は忘帰洞と同じ6源泉(岩窟湯、扇湯、赤島1号泉、赤島2号泉、浦島湯、鯨湯)の混合泉です。
玄武洞(日昇館)


忘帰洞ほどの大きさではありませんが、雰囲気満点の洞窟風呂です。
玄武洞は左が男湯、右が女湯です。時間帯による男女入れ替えはありません。
温泉は磯の湯1号泉、磯ノ湯2号泉、磯ノ湯3号泉が使われています。
磯の湯1号泉、磯ノ湯2号泉、磯ノ湯3号泉がどのように使われているのか(3源泉を混ぜ合わせているのか etc.)を玄武洞の清掃スタッフの方に尋ねましたが、「分からない・・・。」との回答でした。
玄武洞(男湯)
幻想的な雰囲気です。
手前の浴槽は温泉が白濁しています。
温度はやや高めです。
奥にある浴槽。こちらは温泉が無色透明です。
泉温はややぬるめです。
忘帰洞は浴槽の方向に波が打ち寄せてくるのに対し、玄武洞は浴槽と平行に波が動きます。
天気の荒れた日はダイナミックな荒波の様子を見ることができます。岸壁に当たった波が顔に降りかかるほどです。
玄武洞(女湯)
女湯には入ったことがないので特にコメントなしです(笑)。
玄武洞の温泉について
●源泉名・・・・・磯の湯1号泉
●泉質・・・・・含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性-弱アルカリ性-高温泉)
●湧出地・・・・・和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦磯の湯1161
●泉温・・・・・43.4℃(調査時における気温 22℃)
●湧出量・・・・・毎分203リットル(動力揚湯)
●知覚的試験・・・・・単黄色澄明弱塩味硫化水素臭あり
●pH値・・・・・8.1
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症
皮膚又は粘膜の敏感な人、高齢者の皮膚乾燥症
浴用の適応症
●一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧症、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
●源泉名・・・・・磯ノ湯2号泉
●泉質・・・・・含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(低張性-弱アルカリ性-高温泉)
●湧出地・・・・・和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦字磯ノ湯1158の75
●泉温・・・・・46.1℃(調査時における気温 23℃)
●湧出量・・・・・毎分207リットル(エアリフト)
●知覚的試験・・・・・浅黄色澄明僅かに塩味硫化水素臭あり
●pH値・・・・・8.0
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症
皮膚又は粘膜の敏感な人、高齢者の皮膚乾燥症
浴用の適応症
●一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧症、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
●源泉名・・・・・磯ノ湯3号泉
●泉質・・・・・含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(低張性-弱アルカリ性-温泉)
●湧出地・・・・・和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦字磯ノ湯1158の16
●泉温・・・・・41.4℃(調査時における気温 24℃)
●湧出量・・・・・毎分150リットル(エアリフト)
●知覚的試験・・・・・明黄色澄明塩味硫化水素臭あり
●pH値・・・・・8.3
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症
皮膚又は粘膜の敏感な人、高齢者の皮膚乾燥症
浴用の適応症
●一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧症、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
磯の湯(日昇館)

玄武洞に向かう途中にある“こじんまりとした”浴場です。
ですが、ホテル浦島ファンの間では「ホテル浦島で一番良い泉質では?」と噂される温泉です。
わたしも秘かにそう思っています。
内風呂のみのコンパクトな浴場ですが、2種類の温泉を楽しむことができます。
脱衣場内に掲示されている温泉分析書を見ると、磯の湯1号泉と磯ノ湯5号泉が使われていると分かります。
泉質はどちらも含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉です。
2つの浴槽があり、一方が無色透明の温泉(あつめ)、もう一方が白濁した温泉(ぬるめ)です。
ホテルスタッフの方に「どちらが磯の湯1号泉でどちらが磯ノ湯5号泉ですか?」と尋ねましたが、「分からない・・・。」とのことでした。

ちょっと地味な浴場ですが、泉質がとても良いので訪れてみてください!
磯の湯の温泉について
●源泉名・・・・・磯の湯1号泉
●泉質・・・・・含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性-弱アルカリ性-高温泉)
●湧出地・・・・・和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦磯の湯1161
●泉温・・・・・43.4℃(調査時における気温 22℃)
●湧出量・・・・・毎分203リットル(動力揚湯)
●知覚的試験・・・・・単黄色澄明弱塩味硫化水素臭あり
●pH値・・・・・8.1
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症
皮膚又は粘膜の敏感な人、高齢者の皮膚乾燥症
浴用の適応症
●一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧症、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
●源泉名・・・・・磯ノ湯5号泉
●泉質・・・・・含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性-弱アルカリ性-温泉)
●湧出地・・・・・和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦字磯ノ湯1158の6
●泉温・・・・・41.8℃(調査時における気温 23℃)
●湧出量・・・・・毎分61リットル(エアリフト)
●知覚的試験・・・・・淡黄色澄明僅かに塩味硫化水素臭あり
●pH値・・・・・8.3
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症
皮膚又は粘膜の敏感な人、高齢者の皮膚乾燥症
浴用の適応症
浴用の適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧症、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
遙峰の湯
山上館の32階にある内湯です。勝浦港を眺めながら入浴できます。
以前は全宿泊者(本館、なぎさ館、日昇館、山上館すべての宿泊者)が入浴できましたが、現在は山上館宿泊者専用です。
温泉は忘帰洞と同じ6源泉(岩窟湯、扇湯、赤島1号泉、赤島2号泉、浦島湯、鯨湯)の混合泉です。
まだまだあったホテル浦島の温泉(風呂)

2025年2月時点で現存する温泉(風呂)をご紹介してきましたが、昔のホテル浦島にはまだまだ温泉(風呂)がありました。
上の写真は昔のホテル浦島の館内マップです。
2つの矢印に注目してください!
なぎさ館に「なぎさ元湯」、山上館32階に「天海の湯」という温泉(風呂)があることが分かるでしょう。
こちらの館内マップにはありませんが、狼煙山遊園内に「狼煙の湯」「天女の湯」という温泉(風呂)もありました。
なぎさ元湯(なぎさ館)

こちらは男性露天風呂。わたしの記憶では内湯もあったと思います。
天海の湯(山上館32階)



「天海の湯」からは水平線から昇る朝日が見れました。
狼煙の湯(狼煙山遊園内)

「狼煙の湯」は男湯です。

こちらは「狼煙の湯」跡です。草が生えている場所が浴槽でした。
天女の湯(狼煙山遊園内)

「天女の湯」は女湯です。
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